第３６回スプリンターズＳ観戦記

　第３６回スプリンターズＳは単勝１番人気に支持されたビリーヴが、直線で内側をすくって前を行くショウナンカンプ、アドマイヤコジーンを差し切って優勝しました。　以下着順です。

　　第３６回スプリンターズＳ（ＧI、新潟芝１２００Ｍ、３歳以上、定量、国際、指定、良）全着順

配当

［ＰＥＮＴＡの写真付観戦記！］

　さて、２００２年秋のＧIシリーズの開幕となるスプリンターズＳの日である。　でも、今年に限っては新潟で開催されるのである。　ぺんたは、前日の段階で新潟入りを完了！　とはいえ、前の日は競馬場には来てなくって、他の用事だったんだけど（爆）　とりあえず宿を取って、この日に備えたというわけ。

　宿は９時頃に出発し、新潟駅近くのバス停でバスを拾う。　以前、競馬場正門まで乗って、最後もの凄い混んでてイライラしたことがあったんで（爆）、この日は「競馬場入口」っていうバス停で下車。　途中、知人に電話。　「ビール買ってきて」とのこと。　なので途中でコンビニ寄ってビールを大量に購入！　そんなこんなでかれこれ２０分ぐらい歩く。　そして、１０時過ぎにいよいよ新潟競馬場に到着！

　とりあえず、現地で知人と合流。　何でも、その知人が入っている競馬同好会の人達が、指定席を取ってくれている、とのこと。　あー、だからビールの差し入れを持って来てくれ、ってことなのな（笑）　まぁ、指定席で見られるんなら、これぐらいの「斤量」なぞ軽い軽い。　早速ビールの方を差し入れして、指定席の１席を頂くことに。　知人から、集まっていた人達にぺんたが紹介される。　挨拶をかわしてから、とりあえず・・・着席。　しばらく落ちつくことに。

　本当は、午後に入ってから馬券勝負としゃれ込む予定だったんだけど・・・周りの雰囲気に動かされて何と第４レースから早々と勝負開始！　とは言え、第８レースぐらいまではせいぜい数百円程度の投資。　ってか・・・カスリもしねぇじゃん！！（苦笑）　まあ惜しいのと違って、カスリもしねぇってなるとかえって「よし、次だ！」って切り替えが早くなるけどな。　でも、１レースぐらいはさぁ・・・┐('〜`；)┌　その後、９Ｒ、１０Ｒと少しずつ金額を上げていく。　っていっても、ここまでの総投資金額は数千円。　全然大したことはないけどな。　うおーー９Ｒも１０Ｒも当たらん！　ダメだ・・・ってかさ、そー言えば８Ｒ、９Ｒ、１０Ｒとユタカが３連勝しおったぞ？？　マジか・・・これって、どーやら「ユタカモード」突入っすか？┐('〜`；)┌

　で、いよいよメーンの１１Ｒ・スプリンターズＳ。　パドックへ写真取りにいくか・・・ってかオイ（￣□￣；）！！　デジカメのバッテリー無えじゃん！　やべ・・・買いに行かんと。　どこだ・・・コンビニは・・・おぉ、発見！　ってか、うっわすっげえ混んでる・・・（−−；；）　でも、ここにしか売ってねーんだよなぁ。　しゃあない、待つとすっか・・・ふぅ、たかが乾電池買うのに７・８分もかかっちまったぃ（爆）　　その後、パドックに移動。　パドックでの写真を撮影。　我が本命のサーガノ、増減ナシだと。　うーん、まあこの前のはダートが合わなかっただけだと思うし。　よし、勝負馬券決ーめた。　パドックをある程度見た後、さっさと馬券を買いに行く。　馬券購入後、元の席に帰還。　さー後はレースを待つだけじゃ！！

　うっわ・・・さすがにスタンドは超・満・員！！　さすがに新潟で開催される初めての「ＧI」だもんなー。　やがて、発走時刻の３時４０分。　スターターが台に登り、いよいよファンファーレ！　ここ新潟に初めて「関東ＧIファンファーレ」の音が鳴り響く！　やがて出走各馬のゲート入りも終了！　さあ、果たして１分少々の後ぺんたの顔は笑っていられるでしょうか？？（爆）　ゲートが開き、いざレーススタート！！

　まず、予想通りショウナンカンプがハナに立つ。　アドマイヤコジーンの２番手もまあ予想通り。　サーガノヴェルは・・・おお３番手。　って言ってる間になんか後退してるじゃん！　オイオイ何やってんだ・・・。　替わって人気の武豊・ビリーヴが３番手。　サーガノヴェルは・・・５番手あたりまで後退してまった（爆）　隣にいるのは、トロットスターかな？　一番後ろにポツーンと、ゴールデンロドリゴっていう展開だな。

　そんで、あっという間に４コーナー。　ぺんたの馬券は・・・ここでオシマイ（自爆）　だってもう４コーナーの入り口で◎サーガノヴェルがズルズルと後退していってんだもんよー┐('〜`；)┌　もう最後の直線は、自分の馬券はそっちのけ。　もう馬券当たらないことがわかったんで、急いでカメラを取り出して電源オン！　さあ撮るぞ！　肝心のレースの方は、逃げたショウナンカンプをアドマイヤコジーンが今回は捕まえた！　高松宮のリベンジ達成か？？　いやいや・・・その２頭の内側からスルスルーっと青い帽子が抜け出して来ました（苦笑）　言うまでもなく、武豊騎乗のビリーヴ。　前出の２頭をあっさりと差し切り、そのままゴールへ向かってくる！　よし今だ・・・（パシャッ！！）。　さ、うまく撮れたかのぉ・・・。　まあ、こんな感じでビリーヴが人気に応えて、新潟初開催となったＧI・スプリンターズＳを制しました、とさ（笑）　で・・・サーガノヴェルはって言うと、シンガリ！！（苦笑）　はぁ・・・シンガリじゃあ、もう何も言うこたぁ無えや┐('〜`；)┌　それにしても武豊は４連勝でメーンも勝ってもーたか・・・完璧にモードだな、こりゃ。　まぁ、とりあえず優勝馬と、表彰式かインタビューの写真でも撮りにいくかの・・・。

　で、このままオケラで終わるのは嫌だったんで珍しく１２Ｒも勝負！　こーなりゃ武豊の５連勝で締めてもらおう！！　って・・・何でぺんたが買うと３着なんじゃーー！！（爆）　はぁ・・・もう今日はダメだ・・・オケラさ、オケラ。わははははは（自爆笑）　でもまぁ、この日は競馬同好会『お馬さん友の会』のメンバーの皆さんには、非常にお世話になったなぁ。　改めて、感謝感謝っす！！

　　（右上の写真：　スプリンターズＳのゴール前写真！　何か写真の中央に汚れがついてんなー（爆）　ま、自分の馬券はハズレなのわかってたんで・・・ゴール前写真を取ってみた。少々ボケてる（爆）　左上の写真：スプリンタ−ズＳ発走直前、ファンファーレに手拍子を合わせる場内の観衆の様子。　たぶん、新潟ではもう見られない光景かも知れないんで、記念に撮ってみた（笑）　）

［ＰＥＮＴＡの勝負馬券・結果！！］

勝負馬券：　７の単・複と、７から馬連・ワイド総流し！　シンガリ負けか・・・ここまで本命馬が大敗すっと、もはや何も言うことはねーなぁ（苦笑）

［優勝馬の戦歴及びレースデータ］

勝ったビリーヴはこれで２０戦８勝となった。父サンデーサイレンス、母グレートクリスティーヌ（母の父ダンチヒ）という血統。　これまでの主な勝ち鞍は２００２年セントウルＳ（ＧIII）。　重賞はこれが２勝目だった。　サンデーサイレンス産駒にとって、これが初めてのスプリントＧI制覇となった。　このレースの１番人気の優勝は、１９９７年優勝のタイキシャトル以来５年ぶり。　牝馬の優勝は、１９９６年に春秋のスプリントＧIを連覇したフラワーパーク以来となる。　騎乗した武豊騎手は、中央のＧIは今年のダービー（タニノギムレット）以来の優勝。　スプリンターズＳ勝ちは、ＧI昇格直後の１９９０年にバンブーメモリーで優勝して以来で、実に１２年ぶりのこと。　管理した松元茂樹調教師は、スプリンターズＳは初制覇。　ＧI勝ちとなると、実にあの１９９３年の有馬記念で、「奇跡」を巻き起こして優勝したトウカイテイオー以来９年ぶりのことになる。

　（上：　スプリンターズＳに優勝したビリーヴ号。右：レースの表彰式で、プレゼンターの畑野浩子から花束受け取る勝利騎手・武豊。　この日は８Ｒから４連勝。"モード"に突入してたんだのぉ）