第１２６回天皇賞（秋）観戦記

　第１２６回天皇賞（秋）は、単勝３番人気だった３歳馬シンボリクリスエスが外から差してきたナリタトップロードの追撃を凌ぎ優勝しました。　以下着順です。

　　第１２６回天皇賞（秋）（ＧI、中山芝２０００Ｍ、３歳以上牡・牝馬、定量、指定、良）全着順

配当

［ＰＥＮＴＡの写真付観戦記！］

　うーむ、どーも今日は頭が重いなぁ・・・って、それもそのはずで前日に「完徹」なんかやってしまったのが原因（苦笑）　一旦帰宅こそしたもののロクに眠りもせずに、再び天皇賞（秋）を観戦するためにプチ遠征したってわけなのだ！　うーん大丈夫なのか、俺の身体？？（爆）

　現地には午後２時過ぎに到着。　今回は「友の会」のメンバーの人達がスタンドの席をキープしてくれていると言う事で、途中で差し入れ用のビールを調達してから現地入り。　しかし・・・今日は人が多い！　まぁ天気も良かったし、天皇賞の出走メンバーもなかなかに揃ってたし。　これは仕方がないところだね。　

　とりあえず、今日は１０Ｒから始動することに。　ちなみに１０Ｒはキーンランドスワンの単で様子見・・・って、クビ差２着かい！（爆）　うーん、今日も相変わらずの「勝負弱さ」を発揮してるなぁ。　しゃあねえ、ビール飲んでテンション上げるべ！　あんまし飲みすぎると危険なんだけどな・・・何せ、昨日寝てないし。　ゴクゴクッ・・・あぁ、まだ冷えててんまいわ。　ささ、テンションも少し上がってきたとこでメーンだ、メーンの検討するぞー！

　まあ検討って言っても・・・今回はエアシャカール◎は決めてたもんで（笑）　だってさ、コイツ今まで中山では凡走ってのがあんま無いんよ。　弥生賞ではやや出遅れてそれでも２着。　皐月賞はキッチリ差し切っているしね。　まして鞍上武豊だし。　ここで狙わないでどこで狙う！　というわけでシャカールを軸に馬券を購入。　相手は河内騎乗のツルマルボーイ。　河内はこの天皇賞（秋）を勝つと「８大競走完全制覇」となるんだそうな。　今回が最後のチャンスだし、応援の意味も込めての○抜擢。　大本線は７−１４の馬単表裏じゃ！　ちなみに▲サンライズペガサスで３連複７−１４−１７も勝負馬券じゃー！　ってことで、馬券購入を済ませる。　その後、本馬場入場の写真も撮影完了。　あとはレース発走を待つだけ。　ってか、ビール飲みすぎたかのぉ・・・眠くなってきたぞ（爆）

　まあそんな眠気も、発走が近付きファンファーレが鳴り響いた時点で吹き飛んだ（笑）　いやぁ、スタンドから見下ろす場内の大歓声！　凄えことになってるよ。　さて、肝心のゲート入りは・・・ちょっと手間取っている模様だ。　これだけの大歓声だからなぁ、馬の方がちょっとテンションが上がってるのかも知れないな。　ファンファーレからゲート入りが終わるまで大体２分ぐらいかかったかな。　でも、最後の大外１８番・ロサードのゲート入りが完了して態勢完了！　

　レーススタート！　特に出遅れる馬も無い見事なスタートだ。　１番人気テイエムオーシャンとゴーステディが出をうかがうが、スンナリとゴーステディがハナに立つ。　オーシャンはやや控えて４番手あたり。　その直前に怖いペリエのトーホウシデンか。　その後ろにシンボリクリスエスか。　ナリタトップロードが中団やや後ろで、その直後に我が◎エアシャカールと武豊。　○ツルマルボーイは更にその後ろ。

　前半１０００Ｍ・・・５９秒５か。　平均ペースだなぁーこれは。　紛れは無さそう・・・順当に強い馬が勝つレースになりそうだ。　やがて３コーナーから４コーナーへというあたりで、ゴーステディの逃げは一杯。　捕まえに行ったのは・・・おぉ、１番人気のテイエムオーシャンではないか！　まぁこの馬はいつもこういうレースぶりだからねえ、今日もその通りのレースってとこだな。　連れて上がったのは・・・ペリエのトーホウシデンあたりかな。　エアシャカールはまだ後方から４・５番手。　でも、お前は直線勝負にかけるだけだからこれで良いのだ！　直線向いたら思いきりキレる脚を見せてくれ！

　最後の直線で一旦テイエムオーシャンが先頭に立つも、あっという間に後続集団に吸収される。　やはり、牡馬の一線級相手ということになると仕方が無いってところ、なのかな。　一方エアシャカールは・・・伸びては来てるぞ！　さぁ前行く馬を捕らえてくれーーー、って・・・中々前を行く馬もしぶとシャカールはどーもこの３頭に届かなさそう・・・。い。　先頭は・・・シンボリクリスエスかサンライズペガサスかな？　外からナリタトップロードが伸びてくる。　しかし、馬場の内側を通るシンボリクリスエスがしぶといしぶとい！　シャカールはどーも、この３頭に届かなさそうだなぁ・・・。　結局、最後はナリタがサンライズペガサスを差して、シンボリに１馬身弱の差まで詰めたあたりでゴールとなった。　この瞬間、３歳の天皇賞馬が６年ぶりに誕生したってわけだな。　ってか、６年前も藤沢厩舎の馬（バブルガムフェロー）だったじゃん！　うーん、歴史って繰り返すのね・・・。　そんでもって、結局我が◎エアシャカールは４着でした。　って、ぺんたの◎４着病がまた発症してるじゃん！　うーむ、これは相当に「重症」の模様だわ・・・（苦笑）

　　（上の写真：　本馬場入場での我が◎・エアシャカール号の写真。　いやぁ・・・スタンドから撮影したんで、編集してもこの通り。　まあ、仕方がないところかな（苦笑））

［ＰＥＮＴＡの勝負馬券・結果！！］

勝負馬券：　１４の単勝と、馬単７−１４の表裏が大本線。　そんで１４からいろいろと流した！　しかし・・・肝心の１４は４着。　また「◎馬４着病」かい！！（苦笑）

［優勝馬の戦歴及びレースデータ］

勝ったシンボリクリスエスはこれで９戦５勝となった。　父クリスエス、母ティーケイ（母の父ゴールドマリディアン）という血統の外国産馬。　主な勝ち鞍は２００２年青葉賞、神戸新聞杯（いずれもＧII）。これが重賞３勝目。　他に２００２年日本ダービー２着の実績がある。　外国産馬の優勝は昨年のアグネスデジタルに続いて２年連続。　３歳馬の優勝は１９９６年優勝のバブルガムフェロー以来６年ぶり。　騎乗した岡部騎手は天皇賞・秋は、１９９０年（ヤエノムテキ）以来で意外にも１２年ぶりの優勝。　春を含めても１９９４年（ビワハヤヒデ）以来の勝利。　ＧＩ勝利では、２０００年のジャパンカップダート（ウィングアローに騎乗）以来となる。　管理した藤沢和雄調教師は、１９９６年（バブルガムフェロー）以来の天皇賞通算２勝目。　管理馬によるＧI勝利は、意外にも１９９９年ＮＨＫマイルＣ（シンボリインディ）以来。

　（上：　天皇賞（秋）で優勝したシンボリクリスエス号。右：レースの表彰式後、インタビューに答えた岡部騎手。　うーん、かなり熱くなっていたのでインタビューの内容はちょっと覚えてないなぁ。）