第４８回東京大賞典観戦記

　第４８回東京大賞典は、１番人気ゴールドアリュールが１コーナーで先頭に立つと、後続を寄せつけずそのまま逃げ切り優勝、ジャパンカップダート敗戦の雪辱を果たしました。　以下着順です。

　　第４８回東京大賞典（統一ＧI、大井ダ２０００Ｍ、３歳以上選定馬重賞、良）全着順

配当

［ＰＥＮＴＡの写真付観戦記！］

　先週の有馬記念で、２００２年の中央競馬は幕を閉じた。　が！　まだ今年の競馬は終わったわけじゃーない！　そう・・・それが今週の、東京大賞典というわけ。　ちょうど日曜だったってことで・・・ま、いわば延長戦ってことで（笑）

　ちなみに、ぺんたは前日に実家がある横浜に入っており、本日はそこから大井競馬場に出撃！　ちなみに実家の最寄駅からだと、京浜急行一本でＯＫ！　大井競馬場は、立会川駅で降りて徒歩１０分。　ということで移動は楽だった。　１１時半頃に実家を出発。　現地に到着したのは、大体午後の１時過ぎといったところ。　現地で、「馬友」のメンバーと合流。　メーンの東京大賞典は９Ｒだと。　それまでは・・・ちょこちょこ馬券勝負を敢行。　しかし、カスリもせんかったなー（爆）　あ、ちなみにこの日（１２月２９日）はぺんたの誕生日だったんだわな。　なので・・・３連複２−９−１２と３連単１２−２−９をお遊びで買ってもみたんだが・・・当然カスるはずも無えわけで（苦笑）

　やがて、東京大賞典の発走が近づいてくる。　それにしても・・・すげえ人の数だ！　密度だけで言ったら、先週見に行った有馬記念にも決して劣らないほどの、強烈な人混み！　まーそのおかげで、寒さはしのげると言うもの。　そんな中、メーンの馬券にマークをつける・・・ゴールドアリュールはちょっと人気になりすぎだよなー。　というのがあって、本命は３番人気ぐらいだったビワシンセイキに決定。　そこから、適当ーに流してマーク完了。　ささ、後は購入するだけだ・・・って思ったら、馬券買うところも当然のよーにすさまじい人の列！　これ、買えるのかな・・・やべ、もーすぐ発走時刻じゃん！　早く進んでくれーーー！　あぁ、間に合わねぇのかなぁ（−−；；）　しかーし・・・ここが中央競馬と違うといえる点かもなんだけど、「締切２分前」の表示がなかなか変わらなくって、締切る気配が全然無いんだ、これが！（笑）　中央競馬だと、締め切り時刻になるとキッチリ窓口が閉鎖されるんだけど、地方競馬って少々売上を伸ばすためなら、多少発走時刻を延ばすこともやるらしいんだわ。　おかげで、事無きを得て馬券を購入することができたべ。　さぁ、後は発走を待つだけ。　そして・・・発走予定時刻から５分以上は過ぎた頃だっただろうか。　よーやく馬券の発売締切のアナウンス。　やがて大井競馬場にファンファーレが鳴り響く！　おぉ・・・これが初めて生で聞く大井競馬場の統一ＧIのファンファーレかぁ。　やがて、出走馬のゲート入り。　頼んだぞ横山ー！　ゴールドアリュールなんて負かしてしまえーい！

　レーススタート！　１６頭まずまず揃ったスタート。　さて先行争いは・・・やっぱりユタカが行くのかな？　と思ったら、赤い帽子がその外から先頭をうかがっている。　何かなー・・・って、ビワシンセイキかい！（驚）　おまえがハナを切るのか？　いやいや、内のほうでゴールドアリュールも譲らない。　そして、１コーナー・・・結局ハナを奪ったのはゴールドアリュールの方。　ビワシンセイキはピッタリとアリュールをマークする形で２番手追走。　その後ろに、地方に転籍後活躍している紅一点のネームヴァリューや、地元大井のコアレスハンターなどがつける。　カネツフルーヴはハナを切れずに結局６〜７番手あたり。　他では、トーホウエンペラー（岩手）がちょうど中団。　追い込みにかけるリージェントブラフが最後方から。

　前半の１０００Ｍは・・・６３秒ぐらいだっただろうか（実際には６３秒３）。　これって、ゴールドアリュールのマイペースの逃げじゃんか・・・（爆）　ビワシンセイキが相変わらずピタっとマークしてる。　その他印をつけた馬の中では・・・リージェントブラフが徐々に進出を開始。　一方、ハナを切れなかったカネツフルーヴは３コーナーで４番手あたりにつけていたものの、勝手の違うレースを強いられたためか手ごたえがイマイチのよーに見えた。　トーホウエンペラーは相変わらず中団。　そして、４コーナーから直線へ向かう。　さぁ、後はマークしていたアリュールを差し切るだけだ、ビワシンセイキ！

　と、思っていたんだけど・・・直線に入ってもゴールドアリュールの脚色はまーったく鈍らないでわないの（−−；；）　まぁ、あれだけ道中楽なペースで逃げてたしなぁ・・・。　ビワもアリュールだけをマークしてレースを進めていたよーだったけど、全然差が詰まらんもんなぁ（爆）　結局、外から追い込んで来たリージェントブラフが３着と馬券圏内に上がってきたというだけで、結局前の２頭はそのままの態勢のままゴール！　ゴールドアリュール１着、ビワシンセイキ２着で・・・結局上位人気３頭までで３着までを独占するという、固ーい決着に終わった。　でも、あれだけマークして最後まで差を詰めることができなかったわけだから・・・ゴールドアリュールとビワシンセイキの実力差がそのまま現れたってことなんだろーな、これは。　まー仕方無えな、こりゃ・・・。あぁ、でも馬券的にゃあアリュールとビワの馬単だけはＨＩＴしたらしい。　オケラにならずには済んだってことで・・・（苦笑）

　そんで、メーン終了後も３レースほど残っていたので、引き続き馬友のメンバーと一緒に最終レースまで「今年最後の競馬」を楽しむ。　途中、真横に安芸乃島関なーんて現役の関取が、タニマチ（＝後援会）らしき人と一緒にいるとこを目撃したりする、などという「ハプニング」もあったりしたし（笑）　それにしても・・・さすがに真冬、最終レースが終わる頃になるとすさまじく寒かったべ（爆）　さっさ、この後はパーッと今年の反省会じゃー！　温かい酒を一杯飲むぞー！

　　（上の写真：　レーススタート直後の写真。　この後、ゴールドアリュールが先頭に立ち、そのまま後続を寄せつけないという、次元の違う走りを披露（笑））

［ＰＥＮＴＡの勝負馬券・結果！！］

勝負馬券：　６の単と、６からの馬単２着総流しを１１、２厚めで。　結局取れたのは４−６の馬単のみ。　完全に元金割れという結果になってしまった・・・豊のさえいなければーーーー（苦笑）

［優勝馬の戦歴及びレースデータ］

勝ったゴールドアリュールはこの日の勝利で通算１３戦６勝（うち地方３戦３勝）となった。　父サンデーサイレンス、母ニキーヤ（母の父ヌレイエフ）という血統。　主な勝ち鞍は２００２年ジャパンダートダービー、およびダービーグランプリ（いずれも統一ＧI）。　これが統一ＧI３勝目。　

　騎乗した武豊騎手はこのレースは初制覇。　統一ＧIでの優勝は、やはり同じゴールドアリュールで優勝した同年のダービーグランプリ以来。　管理する池江泰郎調教師も、このレース初制覇で統一ＧI制覇はダービーグランプリ以来。

　（上：　東京大賞典に優勝したゴールドアリュール号。　今回は優勝後の写真が撮れなかったので、パドックの写真で代用（苦笑）　右：レースの表彰式の様子の写真。　いやぁ、最後の最後はキッチリ締めるよなー、ってことで）